メリットある?
就職に有利?
このページでは、TOEICを受けようか迷っている看護師さんの疑問にお答えします。
TOEIC850点
英語で患者さん対応可能な
10年目ナースが解説します!
結論から言うと、看護師にとってTOEICスコアは必須ではありません。
ですが、勤務先によっては英語力を評価され、給与や待遇面で優遇されるメリットがあります。
▼当ページで分かること▼
✔職種別・求められるTOEIC点数
✔TOEICに挑戦するなら試験対策は必須
『看護師×TOEIC』の実際のトコロが知れますので、ぜひ参考にしてください。
看護師にTOEICの点数は必要?
『TOEICスコアあり看護師』のメリットや将来性についてお話します。
必須ではないけどメリット大
結論からいうと、看護職でTOEICの点数を求められることは珍しいです。
ですが、TOEICや英検は、自分の英語力を分かってもらうのに有用なツール。
どこにチャンスがあるか分からないので、TOEICの点数は持っておいて損はありません。
表立った求人募集をしていなくても、
院内に一人くらいは
英語が話せる看護師さんが欲しいな
このように思っている医療機関は多いです。
最大のメリットは給料アップ
英語力を重要視している職場では、TOEIC点数に応じて『特殊技能手当』『語学手当』を出すところもあります。
例えば…
✔TOEIC 730点以上で15,000円/月
✔TOEIC 900点以上で30,000円/月
年収でいうと18~36万円アップ!
英語スキルを『特殊技能』と評価してくれるなら、TOEICは是非受けておきたいですね。
TOEIC点数を条件にしている求人の一例
具体的に、TOEIC点数を条件にしている求人を見てみましょう。
土地柄、外国人が多いクリニックでは、以下のような求人が珍しくありません。
【東京都港区 内科メインのクリニック】
正看護師♢臨床経験6年以上♢日常英会話が可能な方
TOEICの点数に応じて、15,000~30,000円/月の手当てが別途支給されます。引用元:求人ボックス
英語に力を入れる教育機関でも、TOEIC点数を持つ看護師が求められています。
【バイリンガル保育園での看護師募集】
保育園での看護師業務全般
TOEIC(650点以上)1,000~10,000円の手当有り引用元:求人ボックス
ちなみに、認定看護師の資格手当は平均5,000円程度。
それと比較しても、上記のような『TOEIC特殊技能手当』はかなりの好待遇と言えます。
(注意)海外で働くならIELTSかTOEFL
日本国内では、英語力の判定材料にTOEICが多く使われますが、海外では違います。
海外で英語力判定に使われる試験は主に次の二つです。
✔TOEFL(トーフル)
IELTS(アイエルツ)は、
外国人の移住申請や、外国人看護師の勤務条件・ビザ申請条件などに多く採用
TOEFL(トーフル)は、
海外大学の留学条件・入学条件として多く採用
海外で働くビジョンを持っている方は、目的(就職や留学など)に応じてIELTSかTOEFLのスコア取得を目指しましょう。
【看護師のTOEICスコア】何点が理想?
「私の場合、TOEIC何点くらい取っておけばいい?」
職種によって異なる『理想のTOEIC点数』についてお話します。
求められる点数は職種によって異なる
職種によって、簡単な意思疎通~医療通訳レベルまで求められるものは違います。
まずは、【TOEICスコア別の英語力目安】を確認してみましょう。
TOEIC600点以上
TOEIC 600点以上あると、英語表現の細部までは理解できなくとも、簡単なコミュニケーションは可能であるとされています。
一例として、以下のような求人があります。
✔バイリンガル保育園(650点以上)
※上記の職種すべてでTOEIC点数が必要ということではありません
TOEIC700点以上
TOEIC 700点以上あると、細部までの聞き取りができ、自分の意見が言えるレベルとみなされます。
一例として、以下のような求人があります。
✔外国人患者の多いクリニック(730点以上)
※上記の職種すべてでTOEIC点数が必要ということではありません
TOEIC900点以上
900点以上となると、高度な英語表現を駆使できるとみなされ、以下のような看護師求人があります。
✔外国人患者の多いクリニック(900点以上)
※上記の職種すべてでTOEIC点数が必要ということではありません
求人案件によっては、月3万円程度の特殊技能手当が付くこともあります。
働きながらTOEICに挑戦する看護師さんへ
看護師が自分の英語力をアピールする材料として、TOEICが役に立つことをお話しました。
ここからは、TOEICを受験してみたい方へ、効率よく目標スコアを獲得するための試験対策についてお話します。
TOEICは手軽に見えて大変
TOEICは年10回ほど開催されていて、手軽に受験できそうにみえますが、実際にやってみると大変。
働きながら受験する労力と費用を考えると、なるべく1.2回で理想のスコアが獲得できるように、効率よく勉強したいですね。
TOEICは専用の試験対策が必要
TOEICの出題構成は、リスニングから文法・長文読解までまんべんなく、出題数も多いです。
『本当の英語力はもっと上なのに、解き方に不慣れで良い点数が出なかった…』
という結果を避けるためにも、
✔スピーディに回答する訓練
といった試験対策は必要です。
オススメは、短期間で良いのでTOEIC対策に精通にした専門講師の学習サポートを受けること。
結果的には、再挑戦を繰り返すことなく、効率よく目標のスコアを取れる近道となります。
忙しい看護師にオススメの試験対策
TOEIC対策に特化した学習ツールは多くありますが、中でも私のオススメは、
KIRIHARAオンラインアカデミーは英語の教科書・参考書で有名な、桐原書店のオンライン学習プログラム。
特に英検とTOEIC対策に特化しています。
オススメの理由は講師!
英検・TOEICの指導実績が豊富な
日本人講師がサポートしてくれます。
忙しくても『2カ月』なら頑張れる
KIRIHARAオンラインアカデミーには、2か月の短期集中プログラムがあります。
2か月といえば、
『シフト表2枚分』
これなら頑張れそう♪
期限を設けずダラダラ勉強するのは非効率で、しんどさだけが残るもの。
短期集中でTOEIC攻略のスキルを身につけ、試験に臨みましょう。
KIRIHARAオンラインアカデミーには無料体験レッスンがあります。
まとめ
『看護師にTOEIC点数は必要か』についてお話しました。
TOEICスコアを重視する医療機関は多くありませんが、
- 自分の英語力を知る目安として、
- 職場へのアピール材料として、
持っておいて損はありません。
外国人患者さんが増える中、英語が話せる看護師の需要は高まっています。
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