もう無理。転職したい。」
私も同じ思いでした。
私は、新卒の就職先をたった一か月で辞めた『挫折経験ありナース』です。当時は、「私の看護師人生終わった…」と思いました。
でも全然そんなことはなく、その後10年の経験を積みました。
このページでは、私の経験を交えて、『看護師1年目での転職』について以下のことをまとめました。
✔ 一年目転職での要点4つ
✔ 初めての転職でも心強いツールとは?
積極的に退職を促す意図はありません。人生には『頑張り時』がありますから。
でも、『心身が健康であってこそ仕事が頑張れる』と思っています。
自分の身を守るための退職・転職は、どんなに新人でも認められることで、非常識なことではありません。
悩んでいる新人さんの参考になれば幸いです。
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私が1年目ナースならこう転職する!【活用したい再就職支援ツール】
【結論】看護師1年目でも転職は可能
結論から言うと、経験浅の1年目ナースでも転職は十分可能です。
むしろ若くて経験が浅い人材を好む医療機関もあるので、詳しくお話します。
まっさらな人材を育てたい病院もある
経験があり、”型”が出来ている人材より、未経験の方が育てやすいから歓迎、という病院も多くあります。

私も第二新卒、
しかも年度途中(8月)で
総合病院に就職。
ありがたいことに
プリセプターも付けて
教育してもらいました。
即戦力を求めている医療機関は別として、教育体制の整った病院であれば第二新卒の採用チャンスは『大』です。
若さ・将来性を買われる

若い人に
うちで育って長く働いてほしい
このように考える医療機関は多いです。
長く働いてくれる可能性があるという意味で、若い看護師は魅力的な人材と言えます。
根底には看護師不足

1年目ナースって即戦力にならないし、
またすぐ辞められるかも…
一般的にはこういった懸念材料がある中で、「採用して育ててみよう」という病院があるのは、根底に看護師不足があるからです。
他職種では考えられないほど、看護業界は第二新卒の就職チャンスに恵まれています。
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【新人看護師の転職】重要ポイント4つ
新人看護師さんが初めて転職活動をする際の、重要ポイントを4つまとめました。
✔ 退職の理由と向き合う
✔ 転職先の情報収集はとことん
✔ 『すぐ辞めない』ための気持ち準備
長く働ける職場に巡り合いたい方、ぜひ参考にしてください。
自分のしたい生き方を考える
『生き方を考える』というと、大げさに聞こえるかもしれませんが、是非いい機会だと思って考えてみてほしいです。
なんとなくで次の転職先を選んでしまうと、またすぐ退職の道を選んでしまうかもしれません。

目的も見通しもなく頑張るのは辛い
ですからね。
具体的に言うと、
どう生きたいか』
という【軸】を決めましょう。
【軸】があれば、頑張る意味を見失わずに済み、しんどい時の『支え』になります。

私は就職1か月でギブアップ後
こんな生き方がしたいと思いました↓
◎看護師が自分の人生のすべてじゃない
◎看護師をしながら、
留学、ワーホリ…
やりたいことは全部する!
「お金のために看護師をする」のもアリです。
(現実は、お金のために働くNSも多数)
キレイごと抜きに、自分の望む生き方を考えてみましょう。
退職の理由と向き合う
仕事内容、人間関係、いろんな理由があって早期退職を選んだわけですが、まずは自分に正直に「なぜ辞めたか」を整理してみましょう。
短期で離職した場合、採用面接時に退職理由を聞かれる場合が多いです。

前職を振り返るのは
真面目な人ほど、しんどい作業
かもしれません。
でも、「挫折」や「失敗」だと自分を責める必要はまったくなく、「じゃあ次は頑張ろう」と仕切りなおすためのプロセスだと考えてください。
採用面接では、過去の挫折よりも、「次は頑張ろう」という前向きな姿勢のほうが重要視されます。
転職先の情報収集はとことん
入職後の「こんなはずじゃなかった」というギャップ…
残念ながらゼロにするのは困難です。

良くも悪くも、
働いてみないと分からないことは
ありますよね
ですが、情報収集を徹底すれば、『業界内で評判の悪い病院』に転職してしまう失敗は回避できます。
転職を成功に近づけるため、あらゆる手段で情報収集しましょう。
情報源は、ネット検索、口コミ(※)、ハローワーク…さまざまありますが、人間関係や労働環境の良し悪しなど、実情に詳しいのは人材紹介会社(看護師転職サイト)と言われています。
※ネット上の口コミは、操作された内容も多く、鵜呑みにするのは危険です。
短期離職をなるべく繰り返さない
「次はすぐ辞めない」
他人に言われなくても、自分が一番思っていることですよね。私も同じ思いでした。
社会は、1回くらいの挫折には寛容。ですが、2回3回と繰り返すと本人の資質が問われます。

「次はすぐ辞めない!!」
なんて誓いは立てなくて大丈夫。
でも心には留めておきましょう
できれば焦って再就職しないで、心の整理をして、『また頑張って働こう』というコンディションになったら転職活動を始めたらよいと思います。
短期離職を繰り返さないためにも、先述のとおり転職先の情報収集はしっかり行いましょう。
【初めての転職】使えるツールは使う
初めての転職では、転職支援サービスを利用して『プロの知恵・ノウハウ』を借りましょう。

ここからは、
『私が今、一年目ナースだったら
利用する転職支援サービス』
を紹介します。
ナース歴10年の間に何度か転職し、いろんな働き方をした経験をふまえて考えました。是非参考にしてください。
大手の人材紹介会社を活用しよう
看護師人材紹介会社は、いわゆる『看護師転職サイト』のことです。
サイトに登録すると、一人一人に担当者さんが付きます。
希望にあう求人案件の紹介はもちろん、面接から採用まで二人三脚でサポートしてくれます。

前職をすぐ辞めたこと
再出発したいこと
ありのままに相談して大丈夫です
看護師人材紹介会社は何百社とありますが、私は業界大手の人材紹介会社をオススメします。
大手をオススメする理由は2つ
①キャリアコンサルタントの質が高い、
層が厚い
②その会社経由で就職した看護師が多く、
リアルな施設情報が集まりやすい
とくに②の『現職ナースの口コミ』はネットでは収集できない情報なので、ぜひ知っておきたいですよね。
利用したい人材紹介会社は2つ
新人看護師さんが利用しやすい大手の人材紹介会社を2つ紹介します。
✔ レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
✔ マイナビ看護師
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
レバウェル看護 は、旧名称『看護のお仕事』。
看護師の転職・就職サイトの中では特に名の知れた大手で、全国各地に支店があります。
キャリアコンサルタントが各医療機関に足を運び、プロの目線で情報収集しているので、転職先を選ぶ際の強い味方となるでしょう。
まずは相談&情報収集から!
レバウェル看護(旧看護のお仕事)に関する詳しい内容は別ページにまとめました▼
レバウェル看護の詳細記事≫≫≫
【初めての転職も安心】レバウェル看護おすすめ理由3つ
転職サイトを使うのが初めてで心配…という方は≫≫≫
【看護師転職サイトの取説】うまく使えば有益でしかない!
マイナビ看護師
マイナビは一般職業界でも大手の人材紹介会社。医療業界でも、「マイナビDOCTOR」、「マイナビ薬剤師」、「マイナビ介護」など、医療従事者の転職を幅広くサポートしています。
看護師転職に特化したマイナビ看護師 は20~30代の常勤転職に強く、初めての転職でも利用しやすいのでオススメです。
安心のマイナビグループ
公式サイトはこちら
メールやLINEでもやり取り可能!
マイナビ看護に関する詳しい内容は別ページにまとめました▼
マイナビ看護師の詳細記事≫≫≫
【業界大手!マイナビ看護師】どんな会社?確かな情報をまとめました
転職サイトを使うのが初めてで心配…という方は≫≫≫
【看護師転職サイトの取説】うまく使えば有益でしかない!
さいごに
毎年4、5月になると、自分の新人看護師時代を思い出します。
毎日息が詰まりそうで、
緊張で手足は冷え切っていて…
なので、いま悩んでいる新人看護師さんのことを想像せずにいられません。

残りの内容は余談にはなりますが、
良かったらご一読ください。
「3年続ける」は心身が健康であってこそ
「3年は我慢しないと」
辛くてもう辞めたい自分をさらに追い詰めるフレーズですよね。
でも『3年縛り』に悩まされる必要はありません。とにかくまずは、自分の心身の健康を第一に考えましょう。
仕事を無理に続けて、もとの元気だった自分を失わないでほしいです。
看護師はしんどいけど、捨てがたい仕事
私はアラフォーなんですが、一般職の友人からよく羨ましがられます。
「いくつになっても再就職しやすいから良いね」と。
会社勤めの場合、35歳を過ぎると求人案件が少なくなり、転職は困難を極めます。
看護師ならば、40代50代でも求人募集は多く、不況のあおりを受けることもありません。
将来、子育てをしながら看護師パートをしても、十分な収入になるでしょう。
看護師という職業が好きかどうかは別として、人生を生き抜くツールとしては、やはり「強い資格」です。
皆さんの人生を応援しています
暑苦しく聞こえるかもしれませんが、自分と同じように、壁にぶつかった一年目看護師さんを応援しています。

これからまた
頑張りなおすチャンスはあります
私も22歳で一度つまづきましたが、その後に頑張りなおすチャンスはいくらでもありました。
急性期でバリバリ働くだけが看護師ではないので、いろんな働き方を経験して、自分にあう職場を見つけてほしいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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私が1年目ナースならこう転職する!【活用したい再就職支援ツール】
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