そこで取り入れたいのが『週休3日制』。
『働く場所』ではなく『働く量』でゆとりを作ります。
わたし自身、
『週休3日』の勤務経験がありますが
この働き方を心からオススメします。
疲れがしっかり取れるし、気分転換もできる。だから、やる気を持って出勤できる―――。
連勤ばかりで疲れが取れない看護師さんに、一度は試してほしい働き方です。
この記事では、次のことをまとめました。
✔週休3日で働きやすい職場
✔週休3日制の職場への転職方法
育児も介護もしていない独身ナースでも、『週休3日・正社員』は実現可能ですので、ぜひ参考にしてください。
ぜひ参考にしてください。
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国も後押し!「短時間正社員制度」
『週休3日制』が国の制度として動き始めていることを、まずお話します。
対象は看護師・介護士・保育士
『短時間正社員制度』は、2018年に始まった厚生労働省が推進する制度です。
詳細が気になる方はコチラ(厚生労働省作成のPDFマニュアル)
対象は看護師・介護士・保育士。
人手不足のため、制度がイマイチ浸透していないのが現状ですが、『看護師の休みを増やそう』と国が動いていることは事実です。
時短勤務派?休み増やす派?
国が定義する『短時間勤務』には2種類あります。
時短で働く(例:6時間勤務)
勤務日数を減らす(例:週休3日)
実際に勤務してみると、
「出勤すれば6時間も8時間も大差ない」
「それより休みが1日増えた方が嬉しい」
と、週休3日を好む人が圧倒的に多いです。
【週休3日の正社員看護師】メリット3つ
週休3日で働くメリットは大きく3つあります。
②自由時間と余力が生まれる
③疲弊しないから長く働ける
くわしく見てみましょう。
①しっかり休むと仕事が頑張れる
週休3日だと、感覚的には「週の半分近くが休み」。
勤務日数が少ないので身体がラクなのはもちろん、十分な休息時間があるので「疲れが取れた」と実感できます。
下記の通り、連勤は2.3日で抑えることが出来ます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
休 | 日勤 | 日勤 | 休 | 休 | 日勤 | 日勤 |
しっかり休めると、仕事へのモチベーションが上がり頑張れるという好循環になります。
②自由時間と余力が生まれる
週休3日で働くと、これまでできなかった趣味・習い事・近場の旅行などがしやすくなります。
時間的余裕ができるのはもちろん、余力があるので休日もアクティブに動けます。
③疲弊しないから長く働ける
『急性期病棟で4週8休、残業・夜勤有り』
このようなハードワークは、「あと何年耐えられるか?」の持久戦です。
激務過ぎて
5年10年働ける気がしません
勤務日数を減らして、その都度心身のケアをしていくと、良いコンディションで安心して勤続年数を積み重ねて行けます。
【週休3日の正社員看護師】デメリット3つ
週休3日で働く際のデメリットは主に次の3つです。
②給料は減る
③他スタッフからの不満を生む可能性
詳しく見てみましょう。
①休み明けの情報収集が大変
休み明けの情報収集ツラすぎ…
看護師あるあるですよね
とくに急性期病棟は、2.3日休むと新しい患者さんが増えたり病状が大きく変わっていたり、情報収集に苦労します。
効率的に上手く情報収集できる方は別ですが、多くの方はストレスを感じるでしょう。
そこで、情報収集が負担にならないオススメ勤務先は次の通りです。
✔慢性期病棟や介護施設・訪問看護
理由:患者さんの入れ替わりが少ない
✔クリニック
理由:深い情報収集が必要ない
実際に『週休3日』で求人募集を出している医療機関も、上記のような場所が多いです。
②休んだ分の給料は減る
週休3日制を採用する多くの職場では、
勤務時間数が2割ほど減るので、給料もおよそ2割減となる場合が多いです。
『お金』と『プライベート』
どちらを優先する?
「時間的ゆとりを手に入れるかわりに、給料減を受け入れる―――」
これが、週休3日で働く大前提と言えます。
③他スタッフからの不満を生む可能性
『週休3日制』のスタッフと『フルタイム制』のスタッフが混在している場合、スタッフ間の不満・不公平感を生む可能性があります。
その分お給料が少ないので
不満を持たれる理由は
無いはずなんですが…
転職する際は、次のような職場を選びたいですね。
✔職場全体が『週休3日制』を採用している
✔多様なシフトで働くことが浸透している
『週休3日・正社員』の求人募集が多い職場
週休3日・正社員で働きやすい職場や、お給料について詳しくお話します。
クリニックと訪問看護
『週休3日OK』の求人案件は次のような医療機関で多く見られます(一例)。
クリニック
美容系(脱毛など)、透析専門
不妊治療専門、小児科
訪問看護
特に訪問看護は、ワークライフバランスを重視しているステーションが多く、個々の生活に応じた柔軟な働き方ができる職場が多くあります。
また多くはありませんが、介護施設系でも週休3日制を導入している職場があります。
気になる給料は
週休3日で働いた場合の給与相場は、クリニック・訪問看護で21~29万円/月程度。
一般職で働く女性と
同じくらいですね
ちなみに、美容クリニックだけは群を抜いて高給で、30万円~/月です。
美容クリニックはそもそも高収入(30~40万円/月)なので、2割減でもなお、高い収入を維持しています。
『週休3日・正社員』へのオススメ転職方法
『週休3日・正社員』の転職を目指す看護師さんへ、具体的な情報をお話します。
転職するコツ3つ
人材紹介会社を活用
非公開求人を紹介してもらう
レア求人を逃さない
人材紹介会社に仲介してもらう
看護師の人材紹介会社は、いわゆる『看護師転職サイト』のこと。
『週休3日』のように条件重視で転職する場合、人材紹介会社などの『仲介役』を活用するのが最も賢い方法です。
というのも、一個人が勤務条件の確認や交渉をするのは、実際かなり難しいからです。
印象を悪くしたくないので
意に沿わない条件を
渋々OKしてしまう失敗も…。
条件の確認と交渉が肝なので、人材紹介会社に間に入ってもらう方が効率が良く、失敗も回避できます。
非公開求人はチェックしておきたい
ネット検索で見られる求人案件がすべてではありません。
例えば次のような求人案件はさまざまな理由で非公開の場合があります。
✔多数の応募が予想される好条件の求人
✔他社にはないレア求人
大手の人材紹介会社はこうした『非公開求人』を多く保有しています。
パートや派遣ならまだしも
『週休3日・正社員』は
好条件に分類される案件。
この条件で転職を考えている方は、大手の人材紹介会社に登録して、非公開求人までしっかりチェックしておくことをオススメします。
登録しておきたい看護師転職サイト
サポート体制のしっかりした業界大手の人材紹介会社を2社、ご紹介します。
好条件の求人が出た際すぐに情報をキャッチできるよう、あらかじめ登録しておくことをオススメします。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
レバウェル看護は、『看護のお仕事』から名称変更した大手看護師転職サイトです。
好条件の非公開求人数は業界最大級。
企業規模が大きいので、各地域に密着した専任コンサルタントがいるのも強みです。
レバウェル看護の詳細記事≫≫≫
【初めての転職も安心】レバウェル看護オススメの理由3つ
ナースではたらこ
【ナースではたらこ】 は「バイトル」「バイトルNEXT」などの一般転職でも有名なディップ株式会社が運営する人材紹介会社です。
数ある看護師転職サイトとの違いは
『逆指名』システム。
働いてみたい医療機関・施設があれば、私たちに代わってアプローチしてくれる体制があります。
ネット上に情報が少ない医療機関に求人状況や条件を直接確認してくれるので、大変ありがたいサポートです。
ナースではたらこの詳細記事はコチラ≫≫≫
『ナースではたらこ』利用者が多い理由は?【サポート内容まとめ】
転職サイトを使うのが初めてで心配…という方は
【看護師転職サイトの取説】うまく使えば有益でしかない!
まとめ
今回は、看護師が週休3日制の正社員として働くメリット・デメリットをお話しました。
簡単にまとめると、
①しっかり休めるので仕事を頑張れる
②自由時間と余力が生まれる
③疲弊しないから長く働ける
デメリットも見逃せません。
①休み明けの情報収集が大変
②給料は減る
③他スタッフからの不満を生む可能性
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