『ストレス、緊張、睡眠不足、疲労…』
『辛いけど、頑張るしかない…。』
自分の人生、これでいいのか考えてしまいますね。
看護師を10年経験して感じるのは
「自分の性格やペースに合った
働き方をしようよ」ということ。
看護師の職場って、病院、介護施設、在宅看護、企業など、さまざまな場所があります。
それぞれ仕事内容や雰囲気も全然違うので、
自分に合う・合わないがあるのは自然なこと。
今の働き方が辛すぎるなら、「自分の性格に合っていない」可能性も考えましょう。
この記事では…
✔ 働き方を変えてゆとりを作る方法
✔ のんびり楽な職場への転職方法
を紹介しています。
提案する11の職場から、「無理せず続けられそう」な働き方が見つかるかもしれません。
自分の人生です。
身を削る働き方から、のんびり余裕ある働き方へシフトしていきましょう。
【のんびり働きたい看護師】自分が好きな働き方を考えよう
まずは、「のんびり楽に働きたい」というざっくりした希望を、勤務条件として具体化します。
【のんびり楽に働く条件の一例】
- 重症度が低い
- ルーティンワーク
- 夜勤がない
- 残業がない
- 通勤がラク
- 勉強会・委員会・係活動がない
- 受け持ちがない
- 休みがとりやすい
- カレンダー通り休み
挙げればキリがないのですが、全条件を満たす職場は多くありません。
なので勤務条件を考えるときに、『軸』に置いておきたいのは次の3つです。
体が 楽
気持ちが 楽
自分の時間確保
この3つを心に留めて、次に紹介する職場や働き方を見てみましょう。
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【看護師資格が使える珍しい求人】病院以外の仕事31総まとめ
【のんびり働きたい看護師】オススメ職場11選 早見表
ここからは、のんびり働ける11の職場を一覧表でご紹介します。
選んだ基準は下記の3本軸です。
それぞれの職場をクリックすると詳しい説明にジャンプします。
体 ラク |
気持ち ラク |
自分の 時間 |
|
①病院外来 | ◎ | 〇 | 〇 |
②クリニック | ◎ | 〇 | ◎ |
③回復期リハビリテーション病院 | △ | 〇 | 〇 |
④療養型病院 | △ | 〇 | 〇 |
⑤特養/老健 | △ | 〇 | 〇 |
⑥介護付き有料老人ホーム | 〇 | 〇 | 〇 |
⑦サービス付き高齢者向け住宅 | 〇 | 〇 | 〇 |
⑧デイサービス/デイケア | ◎ | 〇 | ◎ |
⑨健診施設 | ◎ | ◎ | ◎ |
⑩企業の医務室 | ◎ | 〇 | ◎ |
⑪保育園や大学の医務室 | ◎ | 〇 | ◎ |
ご覧の通り、心身共にラクで自分の時間も確保できる完璧な職場ってごくわずかです。
すべて一長一短あります。
11か所の職場の特徴や、一長一短な部分を詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
【のんびり働きたい看護師】病院外来・クリニック
最初にご紹介するのは病院の外来&クリニック(手術なし)。
『のんびり働く』
といえばクリニック!
✔カレンダーどおりの勤務
✔夜勤なし
✔残業なし
このような働き方を望む方は、必ず選択肢に入れておきたい職場です。
とはいえ、メリット&デメリットあります。
簡単に表にまとめてみたので、参考にしてください。
①病院の外来
病院外来で働くメリット・デメリットをまとめました。
【病院の外来】 | |
メリット | 〇カレンダー通り休み(救急外来は除く) 〇夜勤・残業なし 〇院内の勉強会・研修に参加できる 〇部署以外に人間関係を広げられる |
デメリット | ×常勤なら異動あり ×忙しい部署(病棟など)の手伝い ×勉強会・委員会に参加 ×夜勤がない分給料が減る |
外来と言えど、病院組織に所属するので、それなりの長所・短所がありますね。
また異動は、「子どもが小さい」など個々の家庭事情が関係してくるので、
外来で働いていても、
「あなた病棟勤務できるんじゃない?」なんて持ちかけられることもあります。
②クリニック(手術なし)
のんびりを優先したいので、手術がないクリニックを前提にメリット・デメリットを整理しました。
【クリニック】 | |
メリット | 〇カレンダー通り休みOR固定休み 〇夜勤・残業なし 〇午前は忙しくても、午後はわりとのんびり |
デメリット | ×狭い人間関係 ×教育体制が乏しい ×看護師が自分一人かも ×掃除など、看護以外の業務あり ×夜勤がない分給料が減る |
病院のような組織の『しがらみ』もなく、ゆるく働けるのがクリニックの魅力です。
ただ小規模であるために
『自分がやるしかない』状況があるかも。
採血・点滴がうまくいかない時、病院のように『選手交代』できるとは限りません。
技術に不安がある方は、看護師1人配置の小さなクリニックは避けたほうが無難です。
複数勤務でも、早出・遅出などの関係で、自分一人の時間帯があるかも。
転職時は、面接の場で勤務体制をよく確認しておきましょう。
また、クリニックは病院ほどの教育体制はないと思っておいた方がいいです。
それでも、
『未経験の診療科で不安がある』
『私も努力はするが、教えてほしい』
こういった希望は、面接時にハッキリ伝えておきましょう。
こういった希望を煙たがるような職場(院長)だったら、入職後に苦労する可能性があるので要注意!!
業務内容についていうと、
クリニックが小規模であればあるほど、院内のことは何でもします。
環境整備、受付業務、薬品や物品の発注…
細かいことなら、ゴミ捨て、待合室用の雑誌の購入、などなど
雑用的なことが増えますが、それでも業務量は多くなく落ち着いて働けます。
診療科別の特徴まとめ
外来・クリニックと言っても、
診療科によって仕事内容とか負担とか、だいぶ違いますよね。
そこで代表的な診療科別に、他科にないような特徴を表にまとめました。
内科 | クリニックによっては内視鏡 |
整形外科 | 治療の介助 (固定、整復、ブロック注射など) |
一般皮膚科 | 創処置(洗浄や軟膏塗布など) 患者さんに処置方法の指導 |
美容皮膚科 | レーザー治療などの補助 予約制・自費診療多い 患者さん=お客様(接遇マナー大事) 給料高め、一部で歩合制もあり |
耳鼻咽喉科 | 聴力検査、吸入介助 子ども多い |
眼科 | 眼処置(異物除去など)の介助 検査多め(視力、眼圧、視野など) 採血・点滴少なめ メガネやコンタクト処方業務 |
婦人科(分娩無) | 内診・エコー検査の介助 |
各科ならではの検査や処置がありますね。
慣れるまでちょっと大変ですが
仕事を覚えてしまえば、
どの診療科もわりと落ち着いて働けますよ。
【のんびり働きたい看護師】病院・病棟
次は病院編!
「そもそも病院ってどこも忙しいんじゃ…」
もっとラクな職場がたくさんあるんですが、
病院の『多くの同僚ナースと働ける安心感』
も捨てがたい!
ここでは、上を見ればキリがないけれど、
『急性期よりは余裕があるよ~』というタイプの病院を2つご紹介します。
✔回復期リハビリテーション病院
✔療養型病院(慢性期病院)
「小さい職場より、大きな組織の方がいい」
「夜勤はそんなに苦じゃない」
という方はぜひ参考にしてみてください。
③回復期リハビリテーション病院
回復期リハビリテーション病院(回リハ病院)は、
長期的なリハビリをする病院
『入院期間最長180日』まで可能なので、急性期のような激しい入退院がないのが一番の魅力です。
ちなみに急性期病院は『入院期間2週間』程度。
入退院&手術でバタバタの
急性期とは大違い!
回リハ病院での看護師の役目はというと、
日常生活動作(食事、整容、排せつなど)の援助と自立サポート。
専門職によるリハビリも重要ですが、退院に向けた自立支援は看護師なしでは成り立ちません。
ただ世の中には、
『回リハの仕事はしんどい…』
こんな声も確かにあります。
ADLに介助が必要な患者さんが多いので、排せつ介助・シャワー介助など、看護師の体力的な負担は大きめ。
とはいえ、
リハビリ期の状態が安定した患者さんです。
急性期よりは格段に、
『心のゆとり』を持って仕事ができます。
『体を動かすのは苦じゃない』
『急性期の緊張感やプレッシャーから解放されたい』
こんな方は、回リハ病院も選択肢に残しておいていいのでは、と思います。
④療養型病院(慢性期病院)
療養型病院は、
患者さんのための病院
自宅や介護施設での療養が難しい高齢患者さんが多く、介護寄りの病院と言えます。
また、継続療養が必要な難病患者さんや、緩和ケアを受けるがん患者さんを対象とした療養型病院もあります。
回リハ病院のような入院期間の制限ナシ。
患者さんとじっくり関われる職場です
日々の業務はかなりルーティン化していて、病院の中では『のんびり度No.1』です。
≫≫≫回リハ・療養型の求人を見てみる
【公式】レバウェル看護
夜勤をどうとらえるか
回リハ病院も療養型も、入院施設なので夜勤はつきもの。
夜勤が苦手でなければオススメです。
夜勤は大変さもありますが、
✔夜勤明けの時間が自由に使えたり
✔手当てが貰えたり
メリットも大きいですよね。
のんびり働きたいけど、
お金のゆとりも大事!
※もちろん多くの病院で、日勤のみの募集もあります。
ためしに派遣で働いてみる
「回リハや療養型病院が少しラクなのは分かったけど、いきなり常勤で転職するのは不安。」
分かります。転職で失敗したくないし、不安材料は少ない方が良い。
ということで、ぜひ試してみてほしいのが、
派遣看護師として例えば2~3か月働いてみること。
私も派遣看護師として
回リハ病院勤務を経験しました!
『お試し勤務』的な働き方って、どのタイプの職場でもできるわけではありません。
クリニックではこういった案件ほとんど無いです。
ですが、回リハ・療養型病院は1~3か月程度(長いもので6か月)の短期派遣の募集が多いので、興味のある方は簡単に働いてみることが出来ます。
「なるほど、こういう働き方か~」
自分で経験して納得ができたら、転職もしやすいのではないでしょうか。
初めて派遣看護師をしてみるのに利用しやすい人材紹介会社を2つご紹介します。
こちらの記事で、実体験コミで派遣看護師について詳しく書いています。
参考記事≫≫≫
【派遣看護師ってどういう仕事?】実際に働いて感じたメリット&デメリット
【のんびり働きたい看護師】高齢者施設
いわゆる特養・老健、老人ホームなど、高齢者さん相手の職場は、
精神的負担が軽い職場をもとめる方におすすめです。
その理由はというと、
✔医療行為が少なめ→気持ちラク
施設別に、その働き方を詳しくご紹介します。
✔介護付き有料老人ホーム
✔サービス付き高齢者向け住宅
✔デイサービス・デイケア
⑤特養や老健
●特養(特別養護老人ホーム)
●老健(介護老人保健施設)
どちらも介護サービスを受けながら生活する施設です。
2施設の違いはというと…
引用元:LIFULL介護
特養は要介護度が中~重度の方が中心。
入居期間に制限がないので『終(つい)のすみ家』とも言われ、看取り介護が行われることも多いです。
入居者100名につき看護師3人配置となっていて、
だいたい1フロアに看護師1名+介護スタッフ5.6名が一般的な日勤体制です。
老健は入所期間に制限があり、在宅復帰を目指す施設なので、わりと入所者さんの出入りがある職場です。
入居者100名につき看護師10名配置なので、特養より看護師が多めです。
特養・老健ともに、『夜勤専従ナース』を雇っている所も多く、夜勤が必須ではない求人案件も多くあります。
残業も少ないので
子育て中のママさんナースが
多く働いてます。
また肝心の看護師の業務はというと、入居者さんの健康管理です。
施設によって異なりますが、医療行為としては…
インスリン注射
配薬・内服補助
ストーマ管理
膀胱留置カテーテル管理
酸素吸入
喀痰吸引
回診時の補助
受け持つ人数は多いですが、
業務は慣れればルーティン化するので病院より余裕があります。
⑥介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームは、
必要な介護を受けられる生活の場
介護度が軽く、ほとんど介助が不要な方もいれば、寝たきりの入居者さんもいます。
医療行為は前述の特養・老健と同じく、採血・点滴などを行わない簡単な業務のみです。
見取り介護も行っている施設が多いですが、
補液目的で点滴が行われる場合は訪問看護師さんの介入もあります。
私も老人ホームの勤務経験あり。
まれに点滴指示がありましたが、
するのは外部の訪問看護師。
抜針は常勤看護師がしていました。
また平日午前中は、病院受診の付き添いをすることも多いです。
ですが、バタバタすることはほとんどなく、まさにのんびり働ける職場と言えます。
⑦サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、定義上はこうです↓
バリアフリー・見守り等のサービス付き賃貸
一昔前は、
お元気な高齢者さんが、もしもの時に備えて住む施設(マンション)…というのがイメージでしたが、
最近は介護度が高い方を受け入れる施設も増えています。
なので、看護師の業務内容としては、先述の有料老人ホームとほぼ同じだと考えてよいでしょう。
⑧デイサービス&デイケア
とことん『のんびり&楽』を求める方向け。
まずはそれぞれの意味を説明しておくと、
デイサービス(通所介護) | デイケア(通所リハビリ) |
生活介助を受けながら レクリエーションなどをして過ごす場所 |
主にリハビリを目的として通う場所 |
どちらも自宅住まいの方が通う場所。
看護師の業務は次のようなものです。
入浴やレクリエーション参加の可否判断
(必要時)入浴後の創処置
服薬管理・インスリン注射
体調不良時の対応
基本的にのんびり、ゆるく働ける職場。
「体が楽、心が楽」
なによりもこれを優先したい方は、選択の価値ありです。
でもちょっと待って!
常勤になる前に、
お試しで働いてみるのをオススメします
なぜかというと、こんな声もあるんです。
『暇すぎて辛い…』
『刺激がない、つまらない…』
仕事量が少なすぎても、また別の辛さがありますよね。
8時間勤務がやたら長く感じて辛い、みたいな。
『思ったのと違った』
という転職の失敗をしないためにも、まずは派遣などで2.3回は働いてみることをオススメします。
デイサービス・デイケアの単発派遣は数も多い求人案件。
もし興味があれば、空いている土日を利用して働いてみることもできますよ。
数回働いてみると、
『のんびり働ける、最高!』
『数日働いただけで飽きた…』
こんなふうに、自分の中で答えが出てくると思います。
派遣看護師の単発求人が多い大手の転職サイトをご紹介しておきます。
こちらの記事で、実体験コミで派遣看護師のことを詳しく書きました。
参考記事≫≫≫
【派遣看護師ってどういう仕事?】実際に働いて感じたメリット&デメリット
介護系へ転職するときの注意点
介護系へ転職するときの注意点を2つ、お話しておきます。
- 介護スタッフとの協力・分業のバランス
- 急変への心構え
介護スタッフとの分業バランス
介護系の仕事で『しんどさ』を左右するのはケア業務の多さ。
施設によっては、看護・介護スタッフの区別なく、入浴介助や排せつ介助を行う職場もあります。
看護師業務をしつつ、さらにケア業務もこなすとなると、体力的にキツい働き方になる可能性大。
逆に言うと、
(例)『基本的なケアは介護スタッフ、ハイリスクな入浴介助は看護師も参加』
といった感じできっちり線引きされていると、働きやすいですよね。
とはいえチーム仕事なので、
介護スタッフが忙しそうなときは
手伝う姿勢も忘れずに
転職時には、看護/介護スタッフの業務の分担・線引きは、しっかり確認しておきましょう。
急変への心構え
高齢者さん相手ですから、落ち着いているとはいえ、急変は起こり得るもの。
『急変対応できるか心配…』
大丈夫!
みんな多少は抱えている思いです。
心配・不安だからこそ、急変時対応のシミュレーションはしっかりしておきたいですね。
高度な技術は求められていません。
- 人を呼ぶ、
- 提携病院に連絡する、
- 必要に応じてできる処置をする…
救命処置(蘇生)を希望されない方も多いですから、どこまで処置するかも要確認ですね。
ただ、やっぱり不安・ストレスを感じる方は、看護師一人配置の職場は避けましょう。
のんびり働くって、
心の安定も大事ですからね。
【のんびり働きたい看護師】健診施設・医務室
心身共に負担の軽い仕事がしたい方、健康な人を相手にする仕事も要チェックです。
✔健診施設
✔企業の医務室
✔保育園や大学
⑨健診施設
健診センター・クリニック、検診車などで健康診断を実施する仕事。
健康な人が相手なので、業務に慣れれば落ち着いて働けます。
具体的な業務は2タイプあって、
…採血なら採血をひたすらする
②受け持ち制
…一人の受診者さんの一連の健診を担当する
分業制は、同じ仕事をコツコツするのが得意な方にオススメ。
(とはいえ、毎回違った人を相手にするので、同じ作業でも苦ではないことも)
いわゆる富裕層向けの健診センターでは、受け持ち制の場合があり、接遇マナーもより重要視されます。
また健診センター・クリニックは、たいていの場合、看護師が複数一緒に働きます。
困ったときは相談できる、フォローしあえるのが魅力です。
ちなみに健診業務は単発の派遣業務が多くあります。
『一日ひたすら採血するってどんな感じだろう?』
気になる方は、まず単発派遣で働いてみると良いですよ。
【単発派遣で健診業務をしてみたい方へ】
こちらの記事では、私の実体験コミで派遣看護師のことを詳しく書いています。
参考記事≫≫≫
【派遣看護師ってどういう仕事?】実際に働いて感じたメリット&デメリット
⑩企業の医務室(産業看護師)
産業看護師(または企業看護師)は、企業に所属し、社員の健康を管理するのが仕事です。
具体的には、
長時間労働社員の健康管理
休職者の復職支援
体調不良者への対応
事務作業(健診データの管理など)
上記のような仕事を、産業医と連携しながら行います。
デスクワークが中心!
体が楽ですね
健診やメンタルヘルスチェックの時期はいわゆる繁忙期で、事務作業や社員との面談などで仕事量が増えます。
看護師を常駐させている企業もありますが、繁忙期のみ派遣看護師を雇用する企業もあります。
常勤の場合も一人配置が基本なので、求人募集自体が多くありません。
未経験の場合、派遣で経験を積んで常勤募集のチャンスをつかむ!というのもアリですね。
⑪保育園や大学(保健室や医務室)
看護師求人は、保育園や大学からもあります。
仕事内容はいわゆる『保健室の先生』的なもので、
ケガの応急処置
体調不良児・学生への対応
保育園と大学を一括りにしましたが、保育園の方がより保健室色が強いです。
子どものケガへの対応は重要な役割ですし、
『保健だより』のような保護者向けのお知らせ文書を作成する施設もあります。
普段はのんびり、軽負担の仕事ですが、
不測の事態にとっさの判断ができることが求められます。
一人勤務に不安がある人にはオススメしない
企業や学校で看護師が求められる理由の一つは、急なケガ・体調不良への対応。
たいていは看護師一人配置なので、とっさの判断・対応は『自分』に任せられます。
普段はゆったり働ける魅力的な職場ですが、
『看護師が自分ひとり』という環境にストレス・不安を感じる方にはオススメしません。
【のんびり働きたい看護師】オススメ職場への転職方法
ここからは、『のんびり楽に働ける仕事への転職方法』をご紹介します。
転職歴7回の私が、
8回目の転職をする気持ちで
ノウハウまとめました!
お目当ての職場がある→直接応募
「家から近いからココが良い」
「働きやすいって知人のお墨付きあるからココ」
こんな感じで「ココ一択!」の状況であれば、直接応募がベストです。
ホームページ等で募集を掛けていなくても、電話で問い合わせてみましょう。
まずは職場見学をしたい、という場合も問い合わせてOKです。
私は3回、直接応募しました。
病院見学をして
イメージと違ったので辞退
したこともあります。
直接応募でも、採用連絡をもらったあと辞退することは可能ですのでご安心を。
参考記事≫≫≫
こんな場合は自力でも可能!【自力転職のメリット&デメリット】
条件から探したい→転職サイト
残業、休み日数、通勤の利便性、などなど
条件に合う職場を探したい、という方は転職サイトを使うのが王道です。
理由は、
非公開求人や業界の内部情報をもとに、効率よく希望の求人を見つけられるから。
私も転職&派遣サイトは
4回お世話になりました。
✔求人を調べる
✔病院に問い合わせる
✔条件を交渉する
↑といったことを一手に引き受けてくれるので、転職活動がラク。しかも心強い。
ちなみに、私が過去イチのんびり働いたときの勤務条件が、
「有料老人ホーム、週休3日、日勤のみ」というもの。
これを交渉して勝ち取ってくださったのも転職サイトの担当者さんでした。
面と向かって「週3回休みください!」なんて条件提示しづらいですから、
条件から職場を選びたい人は転職サイトがかなり使えます。
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【転職サイトとの上手な付き合い方】うまく使えば有益で強い味方!
「すぐにでも求人案件を探したい」
という方はこちら(登録無料)↓
まとめ
今回は、看護師がのんびり楽に働く方法について取りあげました。
大事なことを簡単にまとめます。
まずは働き方でブレたくない3本軸。
体が 楽
気持ちが 楽
自分の時間確保
上記の3ポイントを踏まえてオススメの職場を11、ご紹介しました。
外来・クリニック
回リハ・療養型病院
特養・老健、老人ホーム
デイサービス・デイケア
健診施設
企業・保育園・大学
最後に、実際に転職活動をするときの方法を2つ、ご紹介しました。
- お目当ての職場が決まっている→個人応募がベスト
- 条件にあう職場を探したい→転職サイトが便利
さいごに…
どこで働いたってしんどさはありますけど、
自分にとって『異常にストレス、異常に苦痛』
そんな職場なら、自分にあっていない職場だと考えていいと思います。
ただ、その職場が合っていないだけ。
看護師に向いていないってこと
ではありません。
広い看護の世界、いろんなところで働いてみて、自分にしっくりくる場所を探してみましょう。
いろんな働き方がありますよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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