とある事件で注目されている三重大学の准教授・西村顕さん。
エネルギー工学の専門家ということで、今回は気になる学歴(出身大学)と経歴を調査しました。
【学歴】西村顕准教授の出身大学は?

まずは、西村准教授の学歴を見てみましょう。
名古屋大学工学部

西村准教授は名古屋大学工学部を卒業しています。
同大学同学部の偏差値は70~72で、難関大学・学部の部類に入ります。
ちなみに名古屋大工学部出身の著名人は…
赤﨑勇… 名古屋大学工学部教授として、青色LEDの発明により2014年ノーベル物理学賞を受賞。
天野浩… 名古屋大学大学院工学研究科博士課程修了。赤﨑勇教授と共に青色LEDの開発で2014年ノーベル物理学賞を受賞。
山本尚… 名古屋大学工学部教授。分子性酸触媒の精密分子設計や新反応の開発で著名。文化功労者顕彰。
ノーベル物理学賞を受賞した赤崎教授と天野教授は、なんと西村准教授と同じ学部出身だったということです。
日本が誇る、工学系の名門大学と言えるでしょう。
名古屋大学大学院工学研究科
西村准教授はさらに大学院に進学。
2000年に博士課程を修了されています。
大学院修了後は、名古屋大学理工科学総合研究センターにて、非常勤研究員として研究を続けました。
西村顕准教授の経歴

西村准教授の公表されている経歴は、時系列でまとめると以下の通りです。
2000.04~
名古屋大学理工科学総合研究センター非常勤研究員(28歳)
2002.03~
三重大学工学部 助手(30歳)
2007.04~
三重大学大学院工学研究科 助教(35歳)
2014.03~
三重大学大学院工学研究科 准教授(42歳)
2023年4月~
みえの未来図共創機構地域共創展開センター 准教授も兼任(51歳)
三重大学では、「環境エネルギー」に関する講座を担当されているようです。
42歳で准教授(早い方)
西村さんが准教授に就任したのは42歳。
分野や大学によって多少異なりますが、これは一般的な大学教員の昇進ペースと比べてやや早い方だと言われています。
キャリアとしてきわめて順調にステップアップされているようです。
受賞歴
西村准教授は以下のような賞を受賞しています。
2009年 Young Scientist Award
2010年 化学工学論文集優秀論文賞
2018年 三重大学優秀論文賞
所属学会
西村准教授は以下の学会に所属しています。
●日本機械学会 ●化学工学会
●日本伝熱学会 ●日本エネルギー学会
●水素エネルギー協会
※参考文献:三重大学全学シーズ集