「日本郵便 運送事業許可取り消しへ」という一報が入り、ゆうパックユーザーの中で心配の声が上がっています。
今回は、
✔ゆうパックや普通郵便はどうなる?使えなくなる?
✔今後の影響は必至?
✔私たちが利用できる他社の代替サービスは?
これらを詳しくまとめました。
ゆうパック/普通郵便「どうなる?使えなくなる?」SNSで心配の声

ゆうパックよく使うので困りそう
— こん紺屋 (@con58) June 5, 2025
ゆうパックとかが使えなくなるってことなのかな??かなりまずくない?
— すし(2 (@choujikuusalmon) June 5, 2025
ゆうパックが死んだら他の配送業者にシワ寄せがいくんだろうなあ…
— るーC (@Lucy_candyhouse) June 5, 2025
これけっこうヤバくないか
今まで通りだと助かるけど…
困る人いっぱいいると思う
ゆうパックといえば、ネットフリマなど個人間の小包配送で多くの人が利用しているサービス。
これが使えなくなると影響は甚大です。
事態の行方を注意深く見守る必要がありますね。
ゆうパック/普通郵便、実際の影響は?

日本郵便の自動車貨物運送事業許可を取り消し、実際のところ、どの程度の影響が発生するのでしょうか?
報道内容をまとめました。
「影響は避けられない」
今回の許可取り消しの対象は、国の許可を受けて使用されている郵便局のバンやトラックでの配送です。
許可取り消しは、貨物自動車運送事業法に基づく最も重い行政処分で大手事業者に出るのは極めて異例。ゆうパックなどの配送への影響は避けられない見通し
産経新聞
これは心配になる内容です…。
許可取り消しは向こう5年間有効で、再び許可が下りるのは早くとも5年後という報道も出ています。
軽バンの処分も今後検討か
日本郵便はこのほか、軽バンなど約3万2千台を届け出制で使用しており、国交省は今後、使用停止などの処分を検討する。
KYODO
軽バンまで処分が下ってしまうのでしょうか…
まだまだ今後の見通しが立つには時間がかかりそうです。
ちなみに、私たちが配達でよく見かける配達用の原付バイクは処分対象ではありません。(バイクは貨物自動車運送事業法の対象外)
続報:日本郵政はゆうパック継続を明言
報道の翌日、日本郵政は次のような内容の声明を出しました。
日本郵便は6日、新聞等で報道された「点呼業務未実施」問題について、謝罪するとともに「ゆうパック廃止」は一切ないとの声明を発表した
ゆうパックは継続することを明言してくれた形ですね。
これは朗報と言えます!
日本郵便は、子会社や同業他社に委託するなどして、極力影響が出ないように対応するようです。
また有識者の意見によると、長距離の拠点間輸送はすでに外注化しているので影響は少ないのでは、とも言われています。
とはいえ、ドライバー不足や残業問題も深刻で、子会社や同業他社の受け入れ量には限界があります。
やはり今後の流通への影響は避けられないでしょう。
ゆうパック代替となる他社サービス【比較表】

ここからは、私たちが利用できる「ゆうパック代替となる他社サービス」を表にまとめました。
※詳しいサービス内容は各社ホームページをご確認ください。
サービス名 | 料金(目安) | 配送スピード | サイズ・重量制限 | 特徴・補償 |
---|---|---|---|---|
ゆうパック | 810円~(60サイズ) | 最短翌日、土日祝配達 | 170cm/25kg(重量ゆうパックは30kg) | 最高30万円補償、集荷・コンビニ発送可 |
ヤマト宅急便 | 930円~(60サイズ) | 最短翌日、土日祝配達 | 200cm/25kg | 最高30万円補償、時間帯指定可 |
ヤマト宅急便コンパクト | 530円+専用箱70円 | 最短翌日、土日祝配達 | 専用箱(25×20×5cm等) | 小型荷物向け、対面受取 |
佐川急便 飛脚宅配便 | 770円~(60サイズ) | 最短翌日、土日祝配達 | 260cm/30kg | 補償あり、法人向け割引あり |
クロネコゆうパケット(※) | 230円~ | 1~3日程度 | 角2封筒サイズ・厚さ3cm・1kg | 追跡・補償3,000円、郵便局配達 |
ネコポス | 230円~ | 1~2日程度 | A4・厚さ2.5cm・1kg | 追跡・補償3,000円、ポスト投函 |
※「クロネコゆうパケット」はヤマト運輸が日本郵便(郵便局)の配送網を利用して配達するサービスなので、今後影響が出る可能性があります。
ゆうパック代替となるサービスの特徴

他社サービスの特徴をまとめました。
- ヤマト宅急便・宅急便コンパクト
- ゆうパックと同等の配送スピード・補償内容。
- 配達日時指定や細かい時間帯指定が可能。
- 料金はゆうパックと大きくは変わらないが、エリアやサイズによっては高くなる場合もある。
- 佐川急便 飛脚宅配便
- 法人利用や大口発送で割引が受けやすい。
- サイズ上限が大きい(最大260cmまで)。
- コンビニ発送できないのが難点。
- クロネコゆうパケット・ネコポス
- 小型荷物向けで、料金が安い。
- 補償(3,000円)や追跡サービスあり。
- 配送スピードはゆうパックよりやや遅いこともあるが、ポスト投函で受取が簡単。
※「クロネコゆうパケット」はヤマト運輸が日本郵便(郵便局)の配送網を利用して配達するサービスなので、今後影響が出る可能性があります。